親知らずが痛い
親知らずとは
親知らずとは、一番奥に生える歯のことです。歯科業界では8番目に生えるので8番と呼ぶこともあります。
ほとんどの方が18~20歳前後に生えてきますが、まっすぐ生える人もいれば、斜めに生えることで痛みを伴う方、ずっと生えてこない方もいます。
まっすぐ生えてこないのは、現代人の顎が小さくなったからという説もあります。
親知らずは抜いたほうがよいの?
親知らずを残すことにメリットは少なく、デメリットの方が多いので、抜いた方がよいケースが多いかも知れません。
しかし、正常な生え方をしていて、噛み合わせの役割を果たしている場合は抜く必要はないのです。
よって、抜く必要があるかないかは、レントゲン診断などで検査をする必要があります。
親知らずの問題点は?
◆歯ブラシが届かないことで、虫歯や歯周病のリスクが高まります。口臭の原因にもなることもあります。
◆曲がったまま、変な方向から出てくると、歯肉にかぶったままで炎症による痛みが出る場合があります。
◆生え方によってはあごの動きを邪魔して、顎関節症になることがあります。
◆親知らずが手前の歯を押してくるので、歯列が乱れ、歯並びを悪くすることがあります。
斜めに生えてきた親知らずを放っておくと、主にこういったリスクが出てくる可能性があります。
八街歯科クリニックでは、親知らずの抜歯も行っておりますので、痛みが出る前に早めにご相談ください。